膣縮小手術
- スタッフは全員女性
- 婦人科症例5,000症例以上の女医院長が担当
- 待合室で他の患者様と顔を合わせることもありません
膣縮小手術

膣縮小手術とは
当院の膣縮小手術は、緩んで広がってしまった膣壁を膣の奥から切除して縮小し、さらに伸びたり断裂してしまった膣周辺の筋肉を縫合して修復、形成します。 入口だけでなく膣の奥まで縮小しますので、ご出産前かもしくはそれ以前の状態にまで戻すことができます。そしてその効果は半永久的です。
膣縮小手術は、膣壁や筋肉の深い部分まできつく縫合しますので、手術後のご出産はできません。 今後の経腟分娩の可能性がある方には、別の方法をご提案させていただきます。 膣の奥や筋肉には一切手を加えずに膣の入口だけを縮小するクリニックもありますが、これは効果がないだけでなく、後に性交痛を引き起こしてしまい性交渉ができなくなるリスクが高くなります。 膣は直腸(大腸のなかで最も肛門に近い部分)と隣りに位置しています。そのため膣奥まで切開と縫合をするためには、直腸との間を剥がしながら施術を行う必要がありますが、膣は産婦人科以外の医師は触れる機会が少ない部位であることと、膣口が狭く施術が難しいことから、奥まで切開をしないケースがあります。 膣の入口だけの縮小手術を以前にされている場合は、膣の奥へのアプローチが難しくなるため、当院で再度、膣縮小手術をすることもできなくなりますのでご注意ください。
膣のゆるみの原因
・「膣のゆるみ」に関して詳しく知りたい方はこちら膣のゆるみの一番の原因は、出産です。出産により、膣壁は広がって裂けたり、筋肉は押し広げられて伸びたり断裂したりします。お産の後に裂けた部分は縫合して修復されますが、伸びてしまった膣壁や筋肉は、筋力トレーニング等を行っても出産前の状態に戻ることはありません。そのため、出産後に膣のゆるみや筋力の低下に悩まされる方は多いです。
膣縮小手術が必要な症状
近年の膣のゆるみ治療は、手術のほかに超音波、レーザー、フィラーなど種類がたくさん増えました。
ただ、それらの方法を以ってしても、最も効果が高い施術はやはり膣縮小手術です。
膣縮小手術は、次のような方におすすめです。
・膣壁が外から見えるくらいゆるみが強い方
・ダウンタイムよりも効果を重視する方
・今後のご出産はされない方
膣縮小手術の流れと当院の手術の特徴
手術時間 | 約1.5時間 |
---|---|
麻酔方法 | 局所麻酔、静脈麻酔 |
手術料金 | 600,000円 |
膣縮小手術が最適な方法か、診察をさせていただきます。 ゆるみの状態や程度、また加齢による膣粘膜の状態によっては、手術以外の方法をお勧めすることもあります。
手術をお決めになられましたら、ご都合の合う日時をご予約いただきます。 ご遠方の方やご来院日をできるだけ少なくされたい方は、前もってご相談いただきましたらカウンセリング当日の手術も可能です。お気軽にご相談くださいませ。
まず、静脈麻酔によって眠っていただきます。 寝ている状態ですべてが終了しますので、お痛みは一切感じません。 ゆるみなどの状態により、切除する範囲を決めていきます。
・切開メスで表面を切開します。 レーザーは切開面が焼けて傷あとが残ったり、創の治癒が遅れることがあるため使用しません。 その後、ラジオナイフ(高周波メス)を使用しますので、傷をもっともきれいにかつ出血を最小限に抑えることができます。
・縫合膣の奥の方から何層にも分けて、粘膜だけではなく筋肉もしっかりと縫合していきます。 表面の縫合は、楽な連続縫合は一切しません。1か所ずつ細かく縫合していきますので、傷跡は最小限にすることができます。
手術時間はゆるみの程度などで個人差がございますが、1~2時間になります。 他院での手術時間よりは少し長めかもしれませんが、時間をかけた丁寧な手術が当院のこだわりです。
痛み:筋肉まで縫合していますので、手術当日~1週間くらいは痛みがあります。痛み止めの使用で日常生活は可能です。 動くお仕事の場合は、2,3日お休みされると安心でしょう。
出血:手術当日~1週間くらいは、傷口から出血があります。出血のある間は、ガードルなどで圧迫をしていただきます。
シャワー:手術当日から可能です。シャワーをすることで清潔を保ち、感染を防ぎます。
抜糸:術後10日目から可能です。チクチクとした軽い痛みがあります。ご心配の方は笑気麻酔を使用できます。
運動、プール、温泉:術後3週間目から可能です。基本的には傷が落ち着き、感染のリスクがなくなりましたら大丈夫です。
性交渉:術後1カ月半から可能です。直後はまだ傷が硬く、性交時に痛みを感じることがありますので、傷がやわらかくなるまでは潤滑剤の使用をおすすめしています。
傷について:術後1カ月で腫れや痛みはほとんどなくなり落ち着きます。 ですが、まだ傷が治っている途中ですので、傷に硬さがあったり、時々ぴりっとした痛みや違和感があることもあります。膣の内側の傷は1か月できれいになりますが、外側の傷はしばらく赤く見えることがあります。個人差はありますが、術後3~6カ月で完全に落ち着いた状態になります。
来院いただいたお客様のお悩みご紹介
- ◇40~50代女性のお悩み
- 40代、50代の女性は、出産のご経験によって、膣のゆるみが強い場合がございます。今後、出産のご予定もなく、ダウンタイムの少ない施術をご希望の場合は膣縮小手術をおすすめさせていただくことが多いです。