感度アップ・不感症治療

感度アップ・不感症で悩まれている方へ

女性の性について未だに「恥ずかしい」「隠すべきもの」といった閉鎖的なイメージをもたれることが多い日本ですが、海外ではそのような考え方は古く、よりオープンになっています。 性について悩むことや話すことは、全く恥ずかしいことではありません。

• SEXが好きになれない
• 気持ちいいと感じたことがない
• 出産後、SEXがいやになった
• オーガズムを経験したことがない
• パートナーに不感症だと指摘された

そんなお悩みを一緒に解決しませんか？女性医師、女性スタッフが親身になってお悩みを取り除いていくお手伝いをします。 女性であることが楽しい、自分の体が愛しい、そう思えるようになるための解決方法の1つがこの不感症治療であると私たちは考えています。

なお、上記とは異なり性交時に痛みがある場合は処女膜強靭症などの理由が考えられます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
処女膜強靭症｜処女膜切開手術・切除手術 | 婦人科形成なら銀座駅徒歩0分のなおえビューティークリニック

感度が悪い・不感症の症状と原因

個人差はありますが、感度が悪い、不感症とは一体どういう症状なのか、またその原因はなにかを解説します。

感度が悪い・不感症とは

• 性感異常のひとつ
• 性無欲症（冷感症）
• 経験が少ない
• 気持ちいいと感じたことがない
• オーガズムを経験したことがない
• 濡れない状態が続く

不感症とは性行為自体はできるものの、それに伴う快感が全くないあるいは弱いという性感異常のひとつです。 さらに、性欲が全く無く性交時の快感も得られない症状は、性無欲症（冷感症）といいます。不感症とは異なる症状ですが、ほとんどの場合でどちらに属するのかは不明確です。 経験が少ない女性の場合、性交時に快感を感じられないケースはよくあります。とはいえこれは、不感症ということではなく、まだ性感帯の発達が乏しいことが起因していることが多いですので、経験を積んでいくうちに解消されるケースがほとんどです。

感度が悪い・不感症の主な原因

経験も少なくない女性が何も感じなくなってしまうケースは、不感症あるいは冷感症の可能性が高いです。不感症の原因の多くの場合は、精神的要因に因るものです。 それ以外のケースとして、女性器の発達不全や形態異常が影響することもあります。 症状としては、濡れない状態になってしまうことが最も特徴的でよくある症状です。

精神的要因

過去の性交時に感じた痛みや恐怖から、性行為に対して不安や嫌悪感を感じ不感症になる場合があります。 あるいは、性行為に対して羞恥心があり不感症になるケースもあります。 専門のカウンセリングもありますので、まずは気軽に相談してみてください。

体質（冷え症）

実は冷え症の人に、不感症になる方が多いようです。身体が冷えてしまうと血行が悪くなり、性的な感度は鈍くなって身体も緊張状態になってしまいます。気持ちはリラックスしている状態でも、身体が緊張して硬くなっているので濡れにくいのです。 また、膣内の分泌量が少ない体質で膣内が乾燥してしまうという人もいます。この症状はあまり汗をかかない人に多いとされています。

クリトリス包茎

クリトリスを覆っている皮膚が多いと外部からの刺激が伝わりにくいため、不感症の原因になります。 このクリトリス包茎の状態は先天的な場合が多く、男性器の包茎状態と変わりません。 クリトリス包茎手術によって外部からの刺激が伝わりやすくなり、感度が上がる可能性があります。

膣のゆるみ

腟の緩みがあると、男性側だけでなく女性側も刺激を感じ難いです。 腟を引き締めることにより、広い部分で刺激を受けられるようになるので、感度が上がる可能性があります。膣のゆるみは出産や高齢化に起因することがほとんどです。 また、筋力をつけると締まりがよくなり感度がアップすることが多いです。

感度アップ・不感症の治療や手術方法

感度アップ・不感症治療には、手術以外にもご自身で対策していただく方法もあります。

自力で解決する方法1：パートナーに相談する

精神的な理由によって不感症になってしまっている可能性もありますから、無理をせずご自身のペースで性行為に挑むことが最も大切です。 可能であればパートナーにご自身の状況を伝え、一緒に解決に向けて取り組んでみてはいかがでしょうか。

自力で解決する方法2：ケーゲル体操を行う

尿漏れや膣のゆるみのセルフケアでおなじみのケーゲル体操というものがあります。 ケーゲル体操はもともと尿漏れの解決のために開発されたトレーニング方法ですが、実施した方から感度アップにも効果があったという声が多数あがり、今では感度アップの体操としても広く知られるようになりました。

ケーゲル体操のやり方

1. まず立った姿勢で肩幅に足を広げお腹の力を抜き、膣や肛門を引き上げる様なイメージで力を入れます。
2. その状態のまま5秒間息を止め、そのごゆっくり5秒かけて息を吐きながら力を抜きます。

これを1日に複数回繰り返してください。 慣れてきたら5秒を10秒にするなど、時間を延ばしてみて下さい。また、座った姿勢や仰向けに寝転がった姿勢でもできます。

専用機器の使用

性交渉の前の数分間ご使用いただく、米国メーカーにより開発された機器の取り扱いもございます。多くの女性の「生活の質」向上を期待される、コンパクトでスタイリッシュなパーソナル機器です。クリニックでご購入いただけますので、必要な場合はご相談くださいませ。

婦人科形成での治療方法

婦人科形成でできる治療方法は下記があります。

クリトリス包茎術

クリトリスを覆っている皮膚を切除する手術です。この皮膚を切除することで外部からの刺激を伝わりやすくし、感度アップを図ります。

腟縮小術

腟を引き締めることにより、広い部分で刺激を受けられるようになるので、感度が上がる可能性があります。

エムセラ

女性の感度は、筋力の強さと比例するといわれています。 加齢や出産で骨盤の筋力が落ちると、それだけ感じにくい体になります。 トレーナーで骨盤全体の筋力を強くすることで感度が上がり、より強い筋肉の反応（オーガズム）が得られる可能性が高くなります。

Ultra Vera（ウルトラヴェラ）

腟を引き締めることにより、広い部分で刺激を受けられるようになるので、感度が上がる可能性があります。

ボリュームフィラー

緩くなった膣の壁に注入してふくらませることで、膣の中をせまくします。刺激が強くなり不感症が改善します。

＊すべて保険適応のない自由診療です。 ＊施術にともなうリスク・副作用は各治療メニューのページでご確認ください。