コラム
2026年01月10日
処女膜強靭症手術の切開と切除の違い?!
・処女膜強靭症とは?
膣の入口から1センチくらい奥に入ったところに、リング状の粘膜があり、それを、処女膜(または処女膜輪)と呼びます。
ふつうは薄くて柔らかい粘膜なので、最初の性交渉の時に切れて出血します。
処女の人が最初の性交渉で出血するっていうのがこれです。(もともとやわらかい方は切れずに伸びるので出血しない方もいます)
ただ、この処女膜が生まれつき分厚くて硬いことがあって、その場合は破れも伸びもしないで突っ張ってしまうので、性交渉しようとしても痛くてできないのです![]()
こういう状態を、処女膜強靭症といいます。
・処女膜強靭症の治療方法
処女膜強靭症の場合、どんな治療方法があるかというと、
ごく軽度の場合は手術ではなく、マッサージやダイレーターといったものでできるようになることもあります。
ただ、それでもダメな場合は手術をする必要があります![]()
・処女膜強靭症の手術とは(詳細はこちら)
ここからが本日の本題。
患者さんからとてもよく聞かれる質問があります。
「手術では、処女膜の切開と切除のどちらをするのですか?」
私の答えはいつもこうです。「まずは切開します。余分な部分は切除もします。」
そういうと、多くの方が不安そうに「どうして全部切除しないのですか
」と聞いてこられます。
そもそも、処女膜は最初の性交渉で自然に破れて、それ以降は痛みも出血もなく性交渉できるようになります。
なので、処女膜は切れているだけで、そのまま残っています。残っていても痛くはないので、性交渉に何の支障もありません![]()
つまり、処女膜が存在することが痛みの原因になっているのではなく、処女膜が硬くて破れないから突っ張るのが痛みの原因なのです。
手術の目的は、突っ張りを無くすために人工的に処女膜に切れ目を入れてあげることであり、処女膜自体を取り除くことではない
のです。
まあ、全部切除することは簡単にできるのですが、全部無くすと入口がぽっかりと開くようになるため、空気やお湯が入りやすくなることもあります
ので、とりあえず全部切除すればいいってものではないのです。(どうしても全部切除したい人は言っていただければできますが、おすすめはしないですよ
)
とはいえ、処女膜自体のボリュームが有り余っていることもありますので、その場合は余分な部分はしっかり切除しますのでご安心を![]()
処女膜強靭症の手術は、当院では年々増加しております。
そして、最近は他院での無茶な施術や意味のない手術も増えてきているのを感じます
(患者さんのお話を聞いて、驚いてスタッフと一緒に叫ぶこともしょっちゅうです
)
自由診療なので手術も統一されたものはなく、医師が独自の方法で行っているのが現状です。
ただ、必要のない過剰な施術や医学的根拠のない施術は、身体的にも経済的にも負担になりますので絶対にしてはいけない
と私は思っております。
そんな驚きのありえない話については、また別の記事で書かせていただきますね![]()
